自覚しているとこの「べき・ねば」のネジを絞めたり緩めたりできるんですが
結構無自覚のままこれに、からめとられていることってあるんですよ~
今回は私の中の恥ずかしい部分のカミングアウト・・・
私・・・ 掃除が苦手なんですよ・・・。
どうやらこれは私自身の脳のつくりも関係しているようなんですが・・・
もともと整理整頓された場所を現状維持するため。使ったものをもとの場所に戻す。
キレイに磨き上げる。 細かい個所を消毒する。
というのは何の苦もないうえに、現場にいなくてもその映像が見えるように説明するので職場の仲間が驚くほどの記憶力だったりするのですが・・・
(何番目の扉の上の棚。中央奥に賞味期限〇〇のがいくつあるよ。 的な説明なので)
全く何もない空間に、段ボールから物を取り出して、動線を考えながら自分好みの部屋をカスタマイズする。
というのは全く想像できなくて、段ボールから物を出した時点で「で?これってどこに分けておけばいいの?」と途方に暮れて、足の踏み場がなくなるほどにしてしまう。
そして厄介なのが、どんなに散らかっていても上の説明の記憶力なので、探し物がすぐに見つかってしまうので困らないという・・・
見つからないときは、他人が無断で動かしたとき。なので「散らかっていても絶対に手を付けないで!」とずっと言い続けていたんですが、親にとってはコレ「恥ずかしいからいじるな」程度にしか思ってもらえていなかったんですよね。
実家の私の部屋は壁一面の本棚に収まりきらない、床にも本が積み上げられているような部屋。だったので親からは「掃除機もかけられないなんて!」と常にダメ出し。
事あるごとに「掃除もできないなんで恥ずかしい・みっともない」と、どんどん「私は掃除ができないダメな人間」という意識が植え付けられてしまい、自信が持てなくなっていく・・・
この「女は部屋をきれいにすべき」という子供のころからの刷り込みに近い「べきねば」に40年近く囚われていたんです。
40年以上もそれに捕らわれていると、さすがに修繕しようとしても、そうそう簡単にできないのですが、お掃除専門のマイコーチと話していて
「そうか!旦那に助けて貰えばいいんじゃん!」
という事に気が付いて
「この部屋をこういう用途で使いたい、動線とか収納とか考えて作ってみて。タブン完成さえしてくれたらその後はその状態を維持できるはずだから!」
と、息子たちが出て行って空いた部屋を今年の5月に大改造!
細かいものは「これどこに置いたらいいのかわからない」のままなので私は一切触れず、でも仕事の動線や掃除の仕方をやりやすい形に作ってもらえたので、あらかたきれいな状態を保っています。
私がやらねばならない
を手放して「旦那よたすけてー」とHELPを出したらなんとまぁ。快適な空間が手に入ったんだろう!
でもね、コレ実家の親にはとてもじゃないけど話せないから。
だって間違いなく実の両親の「旦那・男に掃除をやらせるなんて」とか「女としての仕事を手放すなんて」「女性は空間を素敵に飾り付けて居心地のいい環境を作るべきだ」っていう「べきねば」を押し付けられて私の心が疲弊するから。
「べきねば」をOPENにして「助けを求める」と「自分が思っていた以上に快適な空間」を手に入れることができるんだなぁ~。 と
心に余裕ができて、さらには余裕があるからこそ、助けてくれた人に心から感謝ができる。
という最高に幸せな環境を入手できた今「あの頃のべきねばに戻りたい?」と言われたら全力で拒否しますよ。
意外と他人の「べきねば」は自分から見たら「そんなこと」だったりするんですよね~
次回も私の「べきねば」カミングアウトしちゃいますよ。
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