某所の会議も終わって雑談中に
「コーチングで【あるグループに問題児がいてその対処をどうしよう。】って相談をされたらどうするの?」
という問いかけをされました。
ファウンデーションで言う「コミュニティ」の問題ですね。
別段コーチングセッションをしているわけでもなく、ごくごく普通に「コーチング」に関して興味を持ってもらったので答えた私のアンサーです
もしその質問をクライアントさんがセッション中に私に投げてきたとしたら
「問題児を含め、アナタにとってそのグループはどんな場所であってほしいと思うの?」
「(質問者が長の場合)自分の元にいるメンバーにとってどういう場を提供したいの?」
「その問題児の良い点は?悪い点は?」
「問題児がいることで、アナタが受けるメリットデメリットは?」
「今の現状を放置しておくことで他のメンバーが被る被害は?」
「そのグループが提供するサービスの質と問題児の関係はどうみるの?」
「もし改善してほしい場合、どんな伝え方があるの?」
「改善が見込まれない場合、最終通告をするときの基準は?」
そういうことを、コーチングは聴いてきた人に聴くだけで、問題児をどうにかして変えさせる。って事はできないよ。
それらを通して質問してきた人が「私はこうしたいんだ・こうしたかったんだ」って自分の中で自分の意志を明確にするのがコーチング。
それを実行に移すか移さないか?は自身の問題でもあるけれど、気が付いた人は大抵行動に移すことが多いよ。
と伝えました。
それでも、コーチングセッションはナマモノなので、この通りの質問じゃない事の方がほとんどです。
話しているうちに「実は自分の方に問題があって、そこが何でもない人を問題児としてみる原因だった」ってこともありますし。
本当に問題児で、緊急を要さないとコミュニティ崩壊にもつながりかねないヤバい人。の場合も・・・
本当に、それぞれです。
なのでコーチは片方に引きずられず俯瞰して見ることができるよう、一歩引いた。
話している当人にとっては「なんで私の味方をしてくれないの!」って思うような質問を投げてくるように感じる場合もあります。
もし「なんでこんな意地悪な問題をなげてくるのよ!」って思ったら、その場合自分の中の何か大事な部分に刺さる言葉なので、ちょっと落ちついてそこと向かい合ってみるといいかもしれません。
それでもコーチは、、お話ししていない時でも、ふとその人を思い出し「がんばれ!」とフライアントさんに応援の念を送ったりしています。
なのでセッションの一番最初に「前回からどんな変化がありましたか?」と聞いてクライアントさんの中で新たな気づきや進展の報告があると、心から嬉しい気持ちで聞いています。
そして契約終了したクライアントさんに対しても「頑張っているんだろうなあ」ってしみじみ思い出すこともあります。
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