方言と標準語 その4

私の使う言葉に対して

方言も、コンビニ用語に当たらない表現も

「キツイ」と言われてしまう。


そりゃ当然初めの頃は

「はぁ?分けわからんし、ソレなら正しい言葉言ってから言えやさ」

(~やさ。 も方言ですよ。言えやさ は「言ってよ!」という表現です)

とお腹の中がグルグルと怒りというか、発散しようのない気持ちで渦を巻いていました。


でもある日

ハタと気が付いたのは

「とはいえ、方言が有名な場所のイントネーションで話している人は、ずっとそのままで話すし、その言葉が変と指摘する人もいないよね。」

という事に。

となると・・・


私の住んでいる場所と言うのは、

特別目立つような強いイントネーションが音の揺らぎが顕著に出ていない場所。

と外部から思われているんだな。

だからこそ「普通にあなた話せるはずよね」という意味合いで聞いてくるんだろうな。


そこに気が付いた時

自分の中に一つ他人に対してのルールが出来上がりました。


『相手がどんな言葉を使っても、それはその人の中で長い年月かけて日常的に使っている音なのかもしれないから、ソレを否定したり注意することは、相手が求めない限りはやめておこう』


という自分ルールです。


語尾の上がり下がり

一瞬否定形に聞こえる肯定語

同じものを指しているはずなのに全く自分が知る音と違う表現


どれも、その人の話の前後をきちんと聞いていれば

ある程度は理解できることかと思いますし。

今はオンラインで様々な地域の方と話せる分、その人を構成する一つのアイディンティティの言語を否定するのは何ともコーチらしくない対応。

と私の中で思い至るようになりました。



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黒子屋  KUROKOYA

パーソナルコーチ 田口明美こと あけみん のHP コーチ活動や、自身がコーチングを受けてどう変化したのか?といった事 大好きなストレングスファインダーについてのあれこれ。を発信しています。 コーチをお探しの方『こんな人なんだ~』と選ぶ際の参考にしてくださいね。