髪を触るという行為は【深層心理では~】などといろいろ言われていますが
私の場合は「落ち着いて深く考えたいとき。」が主です。
自慢じゃないですが、私の髪手触りがすごく気持ちいいんですよ。
まるで犬や猫を撫でているような、そんな感じです!
これはその小学生のころからずっと感じている事で、
私の行動の癖の一つになっています。
さて、一向に髪を切らない私。
ついに担任は業を煮やしたのか、教壇に呼び出して
みんなの前で私の髪をつかんで言いました。
「今日中に切ってこないと明日俺がみんなの前で切るぞ!
おかっぱじゃなくて丸坊主だ!」
令和の今そんなことを言ったら大問題の発言です。
教壇まで呼び出されて言われたこと
それをみんなにはやし立てられたこと
クラスメイトの女の子に「いつまでも長いのはずるい」と言われたこと
いろんなことがショックで、おそらくその日に切ったと思うのですが
その辺はあまり良く覚えていなくて
ただ、ショックのあまりしばらく学校を休んだのは覚えています。
今思い返せば、
私の中の私たる部分(ニーズ)を他人に踏みにじられ破壊されたこと
の一番最初の出来事だった気がします。
この時の思いが、ずっと私の中では大きな傷として残っているんですね。
私らしく振舞っていると、みんなの前であげつらわれて笑われるのでは?
という不安もずっと抱えていますし、今もその不安が
「ここは決めたい!」と思っているようなときに追いかけてくる時もあります。
※幸い今はその対処法を分かっているけれど、
押さえようのない衝動みたいなものなので完全には消せないんですね。
なので、私がヘアドネーションをする本当の理由は
小学校1年生だった私の心の傷をいやすため。
という実に私的な理由です。真のselfishとも言えますね。
当時の私に
「もう髪を自分の意志で伸ばせるし、切ることもできるよ」
を繰り返すことで自分を癒しています。
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