「タクチサン ボーットシテナイ!」
予想外のトラブルに一瞬あまたの中が真っ白になって
「はわわ!どうしよう!」となった時に、同僚に言われた言葉。
コレは非常に私の思考を落ち着かせる効果があって
「っは!そうだ!順番に落ちついてやればいいんだ!」
と我に返りました。
休憩時間に
「さっきはきついこと言ってゴメンネ」
と声をかけてくれた本人言ってくるので、素で
「え?何のこと?」と聞き返したら
言った本人は
「的確な日本語が見つからなくて咄嗟に出た言葉なの・・・」
と・・・
そう、言った本人はずっと海外で暮らしていて結婚を機に
日本に来たそうなので、日本語自体が堪能ではないのです。
ですが、声をかけてくれた時私が
(本人の言葉でそのまま言うと)
「一瞬魂抜けたように固まってたから、咄嗟に励まそうとして声をかけた」
と恥ずかしそうに言うので私は
あの時かけてくれた言葉は「今私がどうなっているのか?」
を的確に知ることができて、冷静に思考が回りはじめる一言だったことを伝え
「むしろ私には救いの一言だったよ。ありがとう!」
と伝えておきました。
今回は「伝える言語。」という問題はありましたが
フィードバックは
「あなた今左向いてますよ」とか
「あなた今パニックになりそうですよ」とか
自分にとって見たまんま、そのままを伝えることで
相手に伝わりやすいし、受け取りやすい一言になるんだなぁ。
と思いました。
ただ、コーチングの場合は、ここに
「私には」「私は」とIメッセージを加えるとさらに 伝えやすくなりますね。
「私には今あなたが左を向いているように見えますよ」
「私から見てパニックになっているように見えますよ」
それを「嫌そんなことはない!」と言うのも
「あ!本当だ教えてくれてありがとう!」と言うのも
フィードバックを返された当人に選択の自由がある。
これをしっかり知っておくことで、
「不用意に注意された」とか「嫌なことばかり言う人かいる」とか
そういった自分の中に生まれるモヤモヤから解放されたりしますので
すこーしでいいので、頭の片隅にメモっておいてくださいね。
ちなみにフィードバックの語源は宇宙開発で管制室から
「船首を3度右にしてください」
「5度ズレたようです、10度に傾けてくけてください」
と現状の見たまんまをただ伝えるところからきているそうです。
(激しく話を割愛してますのはご了承ください)
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